■歯周病とは?
歯周病とは歯周組織を炎症によって浸食される病気のことです。歯周組織とは、歯の周辺で歯を支えている歯茎、セメント質、歯根膜、歯槽骨などの総称です。
あるデータによると、歯を失う最大の理由は歯周病でした。42%が歯周病で32%が虫歯です。つまり虫歯よりも歯周病のほうが抜歯に繋がる危険性が高いのです。
現在、成人の約80%が歯周病にかかっていると言われています。
■歯周病の原因とは?
歯周病は細菌によって引き起こされる感染症です。歯周病の原因とされる最近は30種類程度とされています。
歯の表面に張り付いて炎症を引き起こさせて歯と歯茎の間の「歯周ポケット」を作り出し、その歯周ポケットに住み着いて毒素を放出して歯肉や歯槽骨を攻撃するのです。
■歯肉炎と歯周炎の違いとは?
歯周組織に炎症を引き起こす病気を総称して「歯周病」と呼びますが、歯周病はその進行度合いから「歯肉炎」と「歯周炎」に分けられます。
炎症が歯肉に限られているのが「歯肉炎」です。歯茎が腫れ、歯と歯の間の歯肉の三角形が丸みを帯びます。ただし、歯肉炎の段階では歯に痛みもなく、自覚症状はあまりありません。
「歯周炎」とは、歯槽骨を含めた歯槽組織にまで炎症が進行している状態です。初期段階なら徹底したブラッシングで改善しますが、中期以降は歯科医院によって集中治療が必要になります。
×歯周病は最近によって引き起こされる感染症です
○歯周病は細菌によって引き起こされる感染症です
ご指摘ありがとうございます!
大変助かります!