フッ素の虫歯予防効果に科学的根拠はない
フッ素(フッ素化合物)入りの歯磨き剤なんて結構普通にありますよね。歯科医院で定期的にフッ素を塗ってもらうっていう人も珍しくありません。
しかしです。フッ素の虫歯予防効果については100年以上前から専門家の中で議論されていて、今現在も明白な科学的根拠はないのです。
日本ではフッ素は正義の味方
日本ではフッ素はまるで正義の味方です。歯科医師もフッ素積極利用派が主流のようですし、そもそも日本歯科医師会や厚生労働省もフッ素の利用を推奨しています。
歯磨き剤のテレビCMでもフッ素入りをアピールしていますよね。「水道水にフッ素を混ぜよう!」という運動もあるそうです。
フッ素ってヤバいんじゃないか説
フッ素は自然界にもある物質ですが、実は猛毒です。高濃度のフッ素を摂取すれば人間はあっという間に死んでしまいますし、低濃度のフッ素でも体内に蓄積されていくことが分かっています。

低濃度のフッ素を長期的に摂取することで歯のエナメル質の形成が阻害される「歯牙フッ素症」や骨が脆くなる「骨フッ素症」になる可能性あります。
欧米では徐々にフッ素を危険視してきている
フッ素による虫歯予防の発祥地とされているアメリカでは、1990年代半ば頃からフッ素の体に対する毒性や環境に及ぼす悪影響など注目され論争になっています。
ハーバード大学の研究者らが「我々の研究はフッ素が子どもの神経の発達に悪影響を及ぼす可能性を支持する」「フッ素の使用率が高い地域の子供たちは、そうでない地域に住む子どもたちと比べてかなりIQが低い」という結論を出しています。この研究はアメリカの環境健康科学研究所の政府機関の雑誌『Environmental Health Perspective』に発表されています。
そして、アメリカ環境保護局(EPA)も「フッ素は発達神経毒性を示す実質的証拠がある化学物質だ」と発表。1997年にはフッ素入りの歯磨き剤にはフッ素の危険性についての注意喚起メッセージを掲載することが義務付けられました(タバコみたいですね)。
ヨーロッパでは、イギリスとアイルランドを除いて水道水へのフッ素の使用を中止しました。
WHO(世界保健機関)は、6歳未満のフッ素洗口を禁止するよう通達しています。
フッ素は正義か?悪か?
結論としては「わかりません」。個人的には「ダイジョブじゃない?きっと濃度もメッチャ低いんだし」と思っていますが、専門家の中でも意見は別れていますし世界の潮流を知ってしまうとあえてフッ素を利用する気はしません。
フッ素が正義か悪かは不明です。ただ、日本では圧倒的にメリットしか伝わっていないので、マイナス面も把握しておくとよろしいかなと思っています。
はじめまして。
フッ素についてですか。
歯医者目線で話をすると、別にどっちでもエエんちゃう?というのが本音です(笑)
フッ素も自然物質に含みますし。
放射線も自然物質から生じます。
元々自然にあるものを人間が利用しているだけで、放射線も蓄積すればチェルノブイリみたいになりますよね?(笑)
それと同じと自分は考えています。
一般人の使用量では致死量には到底及びませんし(笑)
まー、正しい知識をつけることはいいことだとは思いますよー。
「フッ素を摂取するとIQが低くなるという話は本当ですか!?」と言う、所謂「教育ママ」もいますが、「そんな時代によって良し悪し変わる物 (私もカルト位と考えていますし) を信じる人が子供のIQを気にすんなー」程度にしか思っていません(笑)
「その様な意見もありますが、歯に良いことも確かです」とお伝えしておりますけどね。
おっと、話が長くなりました。
ところで、このようなサイトをご存知でしょうか?
http://www.oita-dental-a.or.jp/flu/flu03.html
ぜひ参考にしてみてください。
歯科医師会でもこういう議論はありますよ(笑)
コメントありがとうございます!
リンク先も含めて大変勉強になります。
ありがとうございます!