歯磨き剤の適量はマッチの頭!?
『知ってはいけない!?―消費者に隠された100の真実(船瀬俊介著)』という本に、歯磨き粉について興味深いことが書かれていたので紹介します。
ライオンに歯みがき剤の適正使用料を問い合わせたことがあります。回答は「マッチの頭」でした。「それ以上は使い過ぎ、配合されている研磨剤などがエナメル質を削ってしまう」(口腔衛生課)と言うのです。
驚きですよね。メーカー当人が「使用量はマッチの頭程度」「それ以上使っちゃダメ」と認識しているのにテレビCMではたっぷり歯磨き剤を使用しているんです。その理由は企業収益を増やすためです(1回の使用量が増えれば買い替え時期も早まるから)。

「マッチの頭」も週に一回で十分
更に、歯医者さん曰くとして、『マッチの頭程度使うのも週に一回で十分』と書かれています。
ブラッシングの秘訣は歯と歯茎に詰まった歯垢(プラーク)を除去すること。そのためには歯ブラシの毛先を45度の角度で当てて小刻みに動かす。歯磨き剤をたっぷりつけて豪快に横にブラッシングするのは最悪だそうです。
研磨力の弱い歯磨き剤を作ればいいじゃん
この本に書かれていたことには説得力を感じたので僕はだいぶ前から「マッチの頭程度」を実践しています。だけど、この記事を書いてて素朴な疑問が浮かんだんです。歯磨き剤の研磨力が強すぎるために「マッチの頭程度」とか「週に1回で十分」とか言われてんなら、研磨力の弱い、もしくは研磨力が一切ない歯磨き剤を作れば良いんじゃないっすか?
それこそテレビCMみたいなのが適量となる歯磨き剤を作りゃいい。メーカーさんもその方が儲かるじゃないですか。悪者扱いされないし。「作るのは技術的に難しい」ってこともないでしょう。消費者としても、歯磨き剤の最大のメリットである爽快感が担保されるんならOKですよね。これで皆ハッピーになる。メーカーも馬鹿じゃないんだから、そんなこと気付いているんじゃないかなぁ。
研磨剤が少ない、または一切ない歯磨剤なんて昔から結構ありますよね
コメントありがとうございます!
なるほど!まぁ当然ありますよね(^。^;) にしてもメーカーがマッチの頭が適量な歯ブラシ剤を売るメリットはどこにあるんでしょう。CMや商品パッケージで誤認させるくらいなら適量を調節すればいいのに。
岩隈久志 ダルビッシュ有 樽美酒研二 うpお願いしますm(_ _)m
岩隈久志選手、ダルビッシュ有選手、樽美酒研二さんの記事をアップしました。