木村秋則さんの歯抜け前歯について

りんご農家の木村秋則さん(きむらあきのり / 生年月日:1949年11月8日)の歯抜け前歯について画像を交えながら解説しております。

木村秋則 歯抜け

木村秋則さんは世界で初めて無農薬・無施肥のリンゴの栽培に成功した日本の農家です。2006年12月にNHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』に取り上げられて大反響を呼び、木村秋則さんの無農薬りんご栽培のエピソードをまとめた本『奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録(石川拓治著)』はベストセラーになりました。阿部サダヲさん主演の映画『奇跡のリンゴ』も公開されました。

木村秋則 歯

上は2011年11月13日に撮影された写真。当時は少しだけ歯が残っていたんですね。収入が増えた今でも木村さんは歯がありません。あえて今も歯抜けなままにしているそうです。その理由を以下でお話しします。

木村秋則 歯が無い

りんごの無農薬に挑戦していた頃に家族を支えるためにキャバレーの客の呼び込みの仕事をしていてヤクザな人に殴られたそうです。

「りんごの葉と自分の歯を引き換えにしたんです」「歯が折れて抜けたことは、忘れたくないと思ったから、そのままは医者にも行かなかった。この抜けた歯は、りんごのために私が戦った証」「人に殴られるようなことまでして、自分がリンゴの木を守ったということを一生忘れないためにも、歯抜けのままでいようと思ったの」と木村さんは語っています。

木村秋則 茂木健一郎

脳科学者でNHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』のパーソナリティを務める茂木健一郎さんが木村秋則さんの歯無しエピソードをTwitterで投稿していました。

(茂木健一郎さんの2013年12月9日のツイート)

先日木村秋則さんにお目にかかった時、「歯無し」になった経緯をより詳しく聞いたら、驚愕の事実が。なんと、途中からは自分で抜いていたのだという。「えっ、どうやって?」「いや、ペンチでさ。内側にぐいって押し込んで、抜くのよ」「麻酔は?」「そんなもん、しないでよ。」「うげっ」

つまり、貧乏で歯医者さんに行くお金もなかったから、木村さん、工夫して、自分で歯を抜いていたのだというのだ。『奇跡のリンゴ』の木村秋則さんは、まことに、底知れない人である。ぼくは、心から敬愛申し上げております。木村さんの歯のない表情を見ると、イヤされるのだ。

まさか自分で抜いていたとはビックリです。でも茂木さんが言うように本当に木村さんの笑顔は癒されます。

『奇跡のリンゴ』は僕も読みました。素敵な本です。

SPONSORED LINK

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

kengo

当サイト管理人。東京在住の31歳。2013年8月に地元の歯科医院で保険の差し歯を入れるも衝撃的な出来栄えにショックを受け、保険外の差し歯を入れることを決意。5つの審美歯科の訪問・歯茎整形・オールセラミック差し歯などの実体験を公開しています。詳細は「僕の差し歯治療体験記」をご覧ください。