子供の歯を考えてみたとき、乳歯の歯の大本といえるのが「歯胚」です。
これは妊娠して2ヶ月ころからできはじめます。そして永久歯の一部が作られるのも妊娠しているうちです。この歯胚はもっとも遅い第二乳臼歯でも、妊娠して第10週には芽ができだします。
このことから、妊娠しているうちにどのような栄養を取るか、ということが赤ちゃんの歯の形成の仕方に影響していることが考えられます。
ただし、妊娠し始めのころには、つわりがひどくなるためになかなか食事を取ることができないときもあります。このときには赤ちゃんが要求する栄養はそれほど多くないですので、少しずつでいいですから、タンパク質やビタミン、ミネラルをとるようにしましょう。しらす干しや海草、チーズなどがお勧めです。
なお、インスタント食品やスナック菓子に含まれている食品添加物のリン酸塩は、食物のなかのカルシウムと結びついて、対外に排出してしまうことがありますので、多くとらないほうがいいでしょう。
投稿ありがとうございます!勉強になります。
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