この年齢は歯の世界では立派な大人なのだそうです。
私が歯列矯正をする決心をしたのが、発音が悪いのがとても恥ずかしかったからです。
とても恥ずかしがり屋の私は、何かを話した時に聞き返されるのがとても恥ずかしく、口数が少なくなっていました。
歯の並び自体は悪くなかったのですが、噛み合わせがあまり良くなく、上下の歯がほぼ同じ、受け口に近い状態でした。
初めて矯正歯科に行った時に、この状態が発音に影響している事も考えられるが、矯正後にかならず改善するかはわからないと言われました。
それでも、可能性があるならと踏み切ったのですが、問題が色々ありました。
まずは、歯が出来上がってしまっているので、歯を動かすのにかなりの痛みが伴う事、食事の後、器具に食べ物が挟まってしまうので、歯磨きをしないと恥ずかしくて話をする気になれなかった事です。
痛みに関しては、器具を閉め直した後しばらく続いたので、その時はおかゆやスープなどを工夫して作りました。おかげでおかゆとスープのレシピはかなり増えました。
痛みの為、何度も辞めようかと思いましたが、途中で辞めるわけにはいかないので、歯科に通い続け、何度も痛みに耐え、約3年後に矯正が終了しました。
発音自体がよくなったかは分かりませんが、今ではきれいになった噛み合わせに満足しています。
貴重な体験談ありがとうございます。歯列矯正を検討している人にはかなり参考になる話だったと思います。
気になったのは「17歳でも歯の世界では立派な大人」ということです。中学生を卒業するくらい(つまり15歳)までは顎の骨が成長しているので歯列矯正は適さない、みたいなことを聞いたことがあるんですが、どうなんでしょうね。
ちょっと調べてみたら意見は様々でした。小学生高学年がベストという意見もあれば、中学生以下はダメと言う人もいます。骨が安定した25歳過ぎが良いという意見もあるし、矯正の内容によるという意見もありました。歯列矯正に適正年齢はないということなのんですかね。
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